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花粉管の伸びを見る実験(4月12日)★

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来月末の生物セミナーに備えて、応用実験として
顕微鏡を使っての「花粉管の伸びを見る実験」を何度か試した。
日本では、校地内に生えているツリフネソウの花粉でやっていた。

【やり方】は、いたって簡単
10%程度のスクロース溶液を用いて寒天の粉を溶かし、
それをスライドカラスにスポイトで数滴落とす。
固まった後で、中心に雌しべを置き、
その周辺に花粉をぱらぱらまく。

数分で、花粉管が出始め、
見事なまでに、雌しべに引き寄せられる。



これが見たくて、ここエチオピアでもチャレンジした。
始めは、誰でも準備できやすいようにと、
市販のゼリーの素を使ってみた。
花粉とめしべは、樹木や花壇に植えられている花から4種類を採取。

2度やって、2度とも失敗。
1回目は昼前に花粉を採取し、実施。
日本の事例でも、なぜだか、9-10時ころが最大に花粉管が伸び、
午後では、ほとんど伸びない。
このため、2回目は、早朝にやってみたが、同様に失敗。

仕方がないので、日本と同様の実験材料の「寒天」で試すが
再度失敗。
原因不明。。。



考えられる最大の理由は、「今が乾季」であるということ。
花粉は受粉の後、花粉管を伸ばし受精する。
その後、胚珠は種子になり、種子は、地面に落ちて発芽する。
乾季は当然のことながら、降水が少なく、発芽しても枯れてしまう可能性が高い。

種子の発芽は、「水」が不可欠になるため、
花粉管の伸びと、乾季と言うことを関連付けるのは
一足飛びで、飛躍しすぎなのかもしれない。

しかしながら、これこそ、自然の摩訶不思議、
「出ないものは出ない!!」
と言うことで、一度雨が降って落ち着いた後、
湿度が幾分高い時にでも再チャレンジしようと思う。



★写真は花粉の顕微鏡写真と採取した花
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ソーラーバルーン作成(3月30日)★

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小型のアルコールを燃料にした「熱気球」の作成は
セミナーで何度かやっているが、
太陽熱を使った気球の作成は初めてである。

【作り方】
高気密のポリエチレンシートを使った黒ゴミ袋を約50枚用意する。
それを切り開き、縦に4個、横に12個をセロハンテープつなぎ、長方形にする。
テトラの牛乳パックの形に成型する。
端の1mだけはテープで留めず、空気を入れるための穴にする。

薄いべニア板をうちわ代わりにして、送風口より空気を入れる。
95%くらい空気が入ったら、送風口をテープでとめる。
コントロール用のロープ(20-40m)を端に結び付け、準備完了。



【上げ方】
晴れた日の早朝など、風のない時が上げ時。
バルーンが温まり始めると、勝手に上がる。

風が出始めると、バルーンが膨張しにくく、上がらない。
太陽の熱によって、内部の空気が膨張し、軽くなることを利用しているため、
曇りや雨の日は不可。



初日は、形成と膨らませるのに時間がかかり、
風が吹き始めたので、15mほどあげて、終了。

2日目は、朝7時の風のない中挑戦し、ロープを全部使うほど(約40m)
上がった。
残念なことに、「もうそろそろ朝礼だから、片付けようか。」と言うときに
急に風が吹き出し、バルーンが急降下して校地外の林に墜落。
ロープが枝の間に挟まり、木の上でくるくる回り始めた。

手持ちのロープではコントロールできず、
引っ張っても、木の枝で穴が開くのが目に見えているので、
バルーンがまだ浮力を持っている今のうちに
ロープを手放すことにした。

手を離してからも5分くらいは、バルーンがバタバタはためいていたので
「ロープが枝に絡まってしまったか。」「失敗か。」とも思われたが
その後、風に流されながらも
上部に飛んで行った。



実験に失敗はつきものだけど、
準備に時間がかかっていただけに、少々残念。
でも、やり方が分かったので、何かのイベントのときにでも
再度作ってみたい。

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サイホンのコップ(3月18日)★

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日本から持参した、実験道具類の箱をあさっていたら
サイホンの理論を使った湯のみが出てきた。

しかし、これは外部から中の様子が見えないので
透明な容器と、透明チューブでモデルを作ることにした。



「作り方」

1)プラスチックの容器の底に、透明チューブ大の穴を開ける。
(釘をペンチで挟み、ガスコンロで熱し、その熱で溶かして穴を開ける。)
2)穴にチューブをねじ込む。(穴が大きい場合は隙間なく接着する。)
3)もう片方のチューブの端を放物線上に曲げ、
  容器の内部の底の近くに来るようにする

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「やり方」

1)色を付けた水を容器の内部に注ぐ、
2)水量がチューブの最高部を超えると、水が外に漏れ出す。

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小鳥の骨格標本作製(2月11日)★

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毎日理科室に来ると一通り棚をチェックし、
変化がないか見ることにしている。

生物教師タカリは、授業のない土曜日に実験室で
機械いじりや、実験器具の作成をするのが好きらしく、
机に奇妙な物体が置いてあったり、
周りにゴミが散乱していたりする。

最近は、生徒が持ってきたオタマジャクシの成長が
気になっている。ちょうど後ろ脚が出始めたところである。
今日も、オタマジャクシの水槽を見ようと近寄ったところ、
小鳥の死体が2羽、机の上にあるのを見つけた。


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生物教師タカリに「小鳥の死体をどうするのだ。」と聞くと
予想通り、「標本を作ろうと思うのだ。」との返事が返ってきた。

早速ネットで検索するが、一筋縄ではいかなそうだ。
考えても先に進まないので
とりあえずは、毛皮を剥いで「剥製」を作ることにした。
まずは、腹部の皮を切り、内臓を取り出そうとするが
つかんだところの羽毛がボロボロ落ち、きれいにできそうにない。

しょうがないので「剥製」をやめて、「骨格標本」を作ることに変更した。
とりあえず、筋肉をとるために、お湯で煮る。
まずは羽を全てむしり取り、
その後、柔らかくなった所から、手で筋肉を削ぎ落す。
みるみる取れて、骨だけになる。
8-9割取れたところで、形を整えて、
板にピンで刺して乾燥。



完璧にしようと思えばきりがないが、
初回作はこの程度で様子を見るつもり。
上手くいかなかったら、議論を重ねるのも面白いところ。

次回は「鶏の標本を作ろう」と言うことになった。
いい題材を提供してくれるタカリに感謝である。



★骨格標本の様子は、次をクリック

続きを読む »

巨大シャボン玉作成(1月10日)★

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今週末に、バハルダールで開催される
「北部理数科キャラバン」に主催者の方から招待された。

せっかく、はるばるアジスから飛行機に乗って参加するのだから
とアジス理数科3人衆も、各自1つずつネタを披露することになった。



K隊員は「タンパク質」について
Y隊員は「巨大クリップモーター」
私は、何にしようかなあと思っていて
できれば「でかい、巨大な何か」を見せたいという希望があり、

始めは、「黒ゴミ袋で巨大バルーン」とも思ったが
この時期は、雨がたまに降る可能性があり、
天候に左右されるネタは、よそうということになった。

で、バルーンつながりで思い出したのが
「巨大シャボン玉」
K隊員も何度かチャレンジしているが上手くいかなかったらしい。
ならば、エチオピアでそろうもので何とかしようと、
このネタに決定した。



しかし、普通のシャボン玉は
「合成洗剤」+「水」でできるのだが
一般的な巨大シャボン玉は、それに加えて
「グリセリン」と「洗濯のり(PVA)」が必要になるらしい。
※詳しくは下のHP参照。
http://www.rinku.zaq.ne.jp/asobiya/syabondama002.htm

「グリセリン」は、スーパーで手に入るものの
「洗濯のり(PVA)」は、エチオピアでは売られていない。。。

ということで、代替品として、
1)はちみつ
2)粉末ゼリーの素
3)ジェル状整髪料
で、試しているところである。



今のところ、2)や3)の材料が、そこそこ良い大きさのものができている。
後は、配合比率を調節しながら、より大きなものができる
黄金比を見つけたい。



【シャボン玉の連続写真】

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※一番上の写真は、レシピごとのシャボン液が入った鍋。
一晩寝かせることで、膨らみ方が変わることも多いらしい。
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