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貿易ゲーム★

昼からの講義で「貿易ゲーム」なるものを行った。

参加者はいくつかのグループに分かれ、それぞれのテーブルには封筒があり、その中にはハサミ、定規、鉛筆などの道具と、紙が入っている。

グループは国家を表し、封筒内の道具を使い、指示書に書かれた商品(紙でできた図形)をつくって、マーケットで換金する。
お金を得ることで、食料や医療、住宅などのインフラが整備される。
という「ゲーム」である。



それぞれの国家によって、道具が異なり、
われわれの班のように、
・道具は定規、コンパス、ハサミ、鉛筆に、紙が2枚(先進工業国) というグループもあれば
・紙は10枚あるが、道具は鉛筆だけ(開発途上国) というグループもある。

貿易は自由なので、はじめに数少ない紙で、高く売れそうな商品を作った後は、
紙をたくさん持っているグループに、時間単位で道具をレンタルし、その報酬として材料の紙をもらう。
得た紙でドンドン商品を作り、資金作りに励んでいた。

はじめは、こちらから、申し込んでいた交渉も、やがて、資金繰りに困ったグループから、積極的に申し込まれるようになり、順調よく、発展してゆくことができた。


問題点は、ゆとりをもって、分担していた仕事が、交渉相手が増えることで、効率は良くなったが、
その分、単位時間あたりにする仕事が増え、一人ひとりの交渉相手に、十分に時間をかけて、望むことができなくなった。
交渉も、「イエス」か「ノー」の味気ない反応ばかりになり、交渉担当者の印象が悪くなってしまったことは、否めない。

ある程度、インフラがある程度整った後からは、インフラ整備がなかなか進まない国に、何らかの援助を行おうという提案もなされたが、
今まで、経済発展優先で来た国が、途上国融資に舵を切るには、何か特別な要因がない限り、非常に難しいことだと感じた。




これまで、大学の授業などで、途上国援助の必要性や重要性を学んで、とりあえず知識としては知っていたが、実際にこのような「ゲーム」のときでさえも、無償で援助する(本当のところは、何かの見返りを期待した関係作りもあるのだろうだろうけど・・・)非常に難しいことのように感じた。

このゲームを通して、
技術力のある国(先進国)は、資金に貯えができればできるほど、忙しくなる
それに対し、資源はあるが、技術がない国(途上国)は、
はじめは生産もおこなうが、いくら努力して製品を作ってもなかなか高品質なものができない
品質が高くないので、作っても値をたたかれる
もしくは買ってもらえず、生産におっくうになる
という現実とほとんど変わらない状況をゲームで体感できる。

このゲームの趣旨は、ゲームを通して、途上国の人々との接し方、考え方を学ぼうというものだろうと思われるが、
私としては、工業国であった日本の技術力が衰退した暁には、このような資源のない国で、どのようにして生き残ってゆけばいいのか?という、日本の行く末に憂いを感じた。

某国のように、ジェノサイドや武器の密輸、麻薬売買に手を貸しているような国にまで、将来の資源獲得のために、援助をするのはいかがなものかと思うが、資本力のある今のうちに、日本も地道な草の根運動のほかにも、着実な国家間のコネクションを積極的に築くべきであると思った。





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