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Green Award受賞(9月29日)★

P1040609.jpg


「急な用事だ、今すぐ学校に来てくれ。」

たまに、こんな電話が入るが、
何かと思って急いでゆくと、すでに解決済みだったり、
別に、明日でも問題がなかったりすることが多い。

その時は、午前中にJICAオフィスへの用事があり、
午後出勤の予定だったのだが、
物理教師のタカリが
「どうしても、すぐに私のカメラを借りたい。」
とのことだったので、徒歩20分かかる私の家まで来てもらった。



話を聞くと、「校内緑化のコンテスト」のチラシを
受け取ったらしく、書類もしくは映像で評価するとのこと。
締め切りが間近で、今日はまれに見る晴天。
「今しかない!!」と、私に連絡したそうだ。

翌日、撮った写真を見ると、思っていた以上に良い出来。
私は、「書類のほうが、見やすいから、
写真をワードにとりこんで作成したららどうか。」と提案したが
彼は、どうしても映像で出したいようで、
初めに彼が、パワーポイントで編集し、
もし、見られなかったら困るので、私が動画に編集しなおした。



それが、昨年度末に、1次予選の結果発表があり、
見事、選出され、
そして、昨日、アジスアベバ市の小中高の全ての学校の中で
最優秀賞(Outstanding winner)に選ばれたとこが分かり、
今朝の朝礼で受賞のお披露目があった。

P1040613.jpg


写真を撮ったのは物理教師だが、
学校の環境美化に努めたのは、校長の判断。



受賞演説の内容(概要)

「私が19年前に、この学校に来た時は、
窓ガラスは割れ放題で、ゴミも捨て放題でした。
私は、窓ガラスを入れ替え、ゴミを拾い、
皆さんが気持ちの良い学校生活を送れるよう、
花壇も作り、多くの花を植えました。

今では、ガールズクラブの生徒が率先して
花の水やりをしてくれて、きれいな花を咲かせています。
ゴミを捨てる生徒も、少なくなりました。
今回の受賞は、皆さんが協力して学校美化に努めたおかげです。

この学校は、アジスアベバで一番清潔で、美しい学校です。
皆さんはこの学校の生徒であることを誇りに思ってください。」



私は、先日(受賞前に)、校長と話す機会があった。
「私は、今週でこの学校を去ることが決まった。
(管理職の場合は引き継ぎのため、新学期しばらくの間いる場合が多いようだ。)
 19年間、ここの校長を務めてきたが、
精神的・肉体的に限界に近付いてきているのが分かる。
衰え始めてからやめるより、ピークでやめるのが、ベストだろう。」

「なんて格好いいことを言う校長だろう。」と思っていたが、
今回の受賞が、引退のはなむけになって、何よりだと思う。



引退後は、町はずれの小学校で、一担任として、低学年を教えるようだ。
私も、この校長のように、自分の進退を見極められるような人物になりたい。

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