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ソーラーバルーン作成(3月30日)★

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小型のアルコールを燃料にした「熱気球」の作成は
セミナーで何度かやっているが、
太陽熱を使った気球の作成は初めてである。

【作り方】
高気密のポリエチレンシートを使った黒ゴミ袋を約50枚用意する。
それを切り開き、縦に4個、横に12個をセロハンテープつなぎ、長方形にする。
テトラの牛乳パックの形に成型する。
端の1mだけはテープで留めず、空気を入れるための穴にする。

薄いべニア板をうちわ代わりにして、送風口より空気を入れる。
95%くらい空気が入ったら、送風口をテープでとめる。
コントロール用のロープ(20-40m)を端に結び付け、準備完了。



【上げ方】
晴れた日の早朝など、風のない時が上げ時。
バルーンが温まり始めると、勝手に上がる。

風が出始めると、バルーンが膨張しにくく、上がらない。
太陽の熱によって、内部の空気が膨張し、軽くなることを利用しているため、
曇りや雨の日は不可。



初日は、形成と膨らませるのに時間がかかり、
風が吹き始めたので、15mほどあげて、終了。

2日目は、朝7時の風のない中挑戦し、ロープを全部使うほど(約40m)
上がった。
残念なことに、「もうそろそろ朝礼だから、片付けようか。」と言うときに
急に風が吹き出し、バルーンが急降下して校地外の林に墜落。
ロープが枝の間に挟まり、木の上でくるくる回り始めた。

手持ちのロープではコントロールできず、
引っ張っても、木の枝で穴が開くのが目に見えているので、
バルーンがまだ浮力を持っている今のうちに
ロープを手放すことにした。

手を離してからも5分くらいは、バルーンがバタバタはためいていたので
「ロープが枝に絡まってしまったか。」「失敗か。」とも思われたが
その後、風に流されながらも
上部に飛んで行った。



実験に失敗はつきものだけど、
準備に時間がかかっていただけに、少々残念。
でも、やり方が分かったので、何かのイベントのときにでも
再度作ってみたい。

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