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バレンタインデー(2月14日)★

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今週、水曜日に、教育局ICTオフィスでの理科番組撮影のリハーサルがあり、
木曜日に本番の撮影に入る。
その時、実験アシスタントとして同僚の物理教師タカリに出演してもらう予定である。

しかし、明日はムスリムの祝日で学校がお休みのため、
リハーサルの練習を否が応でも、今日のうちに終えてしまわねばならない。
内容は、「バラの花びらを使ったバイオインディケーター」の作成。
と言うことで、バラを買いに学校前のいつもの花屋に出かけた。



花屋はなぜだか大賑わい。
そういえば、今日はバレンタインデー
昨日は、テレビでも特集をやっていたっけ。

本当は、バラを1本だけのつもりだったが、
せっかくなので、3本を買うことにした。

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花を3本まとめた後、包装用のプラスチックシートも
いつもより幾分あでやか、
最後には、霧吹きで水をかけた上に、銀のラメを振りかけて完成!
その分いつもは1本3ブルのバラが、今日は5ブル
まあ、しゃあないか。

学校に花束を持ってはいるや否や、スタッフや先生から
「誰からその花をもらったんだ。」
自分で買ったんだと答えるや否や「じゃあ、誰にあげるんだ。」
「私へのプレゼントよね。」「私にちょうだい。」
などと大賑わい。

誰かにあげるとけんかになりそうだったので、
実験用の1本を取り出し、残りはスタッフルームに飾ることにした。
こういうときにエチオピア人の性格はかわいらしいなと思う。

エチオピア国の観光産業について(2月4日)★

エチオピアの観光面においては
歴史的建造物をめぐる旅以外に、
各種民族をめぐる旅も盛んである。

しかしながら、各種民族は現金収入が増えるにつれ
より近代的な生活を望んでいるため、
もともと現金収入の源であった、「文化面(衣装、家屋、言語、ダンスなど)」
を捨てつつ(廃れつつ)あるのを感じる。

エチオピア国としては、
科学技術(工業)立国を希望しているようであるが、
残念ながらそれは不可能に近いと思われる。
なぜならば、工業には鉱物・石油資源が必須であり、
同じような、野望を抱いているアフリカ諸国は数限りなくあるからだ。



しかも、自国でエネルギーを算出していないエチオピア国家は
鉱物・石油資源を輸入せざるを得ず、
ただでさえ、生産量が落ちてきている資源を
先進国がアフリカ諸国に分け与える可能性は
きわめて低い。
パイは限られているのだ。

先進国のリップサービスで、もし技術基盤ぐらいを得たとしても
その後の、エネルギーを
先進国を押しのけて確保できるだけの
外交力がエチオピアにあるかと問いかけると
自ずと答えが導かれるだろう。



私はそれより、
先進国と競争しなくても経済力を得るだけの
文化的資源をエチオピアは持っていると考える。
南部諸民族州の伝統文化の保持と発展こそ、
エチオピア経済を盛り返す起爆剤になるとおもう。

ただ目先の利益だけしか考えず、
次第に衰えてゆく、観光資源を端から見るのは
非常に忍びない。

先進国が持たない武器で戦うしか
途上国にとって勝ち目はない。

ブズネシからの招待(1月30日)★

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ブズネシとは、ドミでクリーナー(清掃員)として働いている
女性の名前である。

先日、先輩隊員のIさんから、メールがあり
「N隊員を含め、計3名を夕食に招待したいらしい。」と言うことで
せっかくだからと、同意した。

ドミ管理員として彼女には非常にお世話になっているため、
意識的に、あいさつをしたり、
Jフェスティバルの招待チケットを渡したり、
してはいたが、それほど深く話をしたことはなかった。
(私はアムハラ語がだめで、向こうは英語があまり話せないから
 話そうにも話せないのだが。。。)



N隊員は事情でこれず、Iさんと2人で待ち合わせ場所のドミにいたが、
一番驚いたのが、迎えが「ランドクルーザー」だったこと。
エチオピアで、清掃員として働くのは家が貧しい場合がほとんどであり、
携帯電話がそこそこ、よさげなもので、
Jフェスティバルの際の服装も高価そうだったので、
「???」とは思っていたのだが、
迎えの車には、驚いた。

聞くところでは、お父さんの車らしい。
ドライバーはお兄さんだった。
家に近づくと、実家が「写真屋」を経営していることが分かった。
でも、そしたら、なぜ彼女は
「清掃員」と言う仕事を選んだのだろう。。。



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今日は、エチオピア正教の関連のお祭りらしく、
近所から多くの人が訪れていた。
彼女は、既婚で娘も1人いる。
大家族で住んでいるようだ。
(携帯電話を持っているのが、ブズネシの娘。)

会話は、アムハラ語が堪能なIさんを仲介し、
3人で、世間話をしたり、
私が持参したPCの中から、K隊員作成の「日本紹介映画」を見たり
「私の昔の写真」シリーズを見ながら、日本について話をした。

料理もお祭り用の肉を中心としたもので
非常においしくいただきました。



お礼に、今日撮った写真をプリントアウトして
週明けにでも渡すつもり。

家庭の楽しい雰囲気を味わえて、幸せでした。

スラムの正当性★

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「都市のがんと呼ばれるスラムが社会問題に(中国)」という記事を読んだ。
最後は「北京五輪を控えた2004年、競技場周辺と環状4号線より内側にある171カ所が取り壊された。」となっている。

日本人にとってスラムとは、映画の中の世界であり、
「廃墟のビル、銃や麻薬の巣窟」と言うイメージが強いのではないか。
Wikipediaでは、
「都市部で極貧層が居住する過密化した地区のことであり、
都市の他の地区が受けられる公共サービスが受けられないなど荒廃状態にある状況」
となっている。



日本でも低所得者が住むエリアは自ずと限られてくることが多いが、
公共サービス(電気、上下水道、ガス)が受けられないことはない。

しかしながら、ここエチオピアや先ほどの記事の中国などの途上国では
低所得者層の住むエリアでは、
電気はあるにしても、水道は限られ共同井戸のことも多い。

一番の問題は「トイレ」であり、たいていが汲み取り式の共同トイレ。
しかしながら、たまった後の汲み取りにコストがかかるらしく、
あふれかかっていることもある。
雨期で雨が多い時期には、雨水がトイレに流入し、
目も当てられない状態になるのは明らかである。



日本では県、市の下に、最小行政区の「地区」があるが
エチオピアの首都アジスアベバでは、
市の下に、「カバレ」と呼ばれる最小行政区がある。

このようなスラムもどこかのカバレに属すると思われるが、
ないがしろになっている感が強い。
低所得者は、所得が低いがゆえに、
納税の額が少なく、かつ冠婚葬祭等の式典も小規模になりがちで、
地域における発言力は小さいと思われる。
その結果、均等なインフラの整備がなされていないのではなかろうか。



では、なぜ、低所得者は低所得者であり続けるのだろうか。
それは、途上国では、都市人口が多く、職にあぶれる人が多い。
それゆえ、供給過多で、最低賃金が非常に低くなってしまうのである。

エチオピアでは、喫茶店のウェーターで、1月、300ブル(約1500円)程度、
警備員では、1月400ブル(約2000円)程度である。
うちの同僚に聞くところでは、
アジスでトイレとキッチン無しの部屋を借りるのでも、
400-600ブルはかかるらしい。

そうなると、昔からの持ち家がある場合を除いては、
どうしても、「普通の場所」で生活するのは難しい人が多くなる。
そこで、生活したくてもできないのだ。
仕様がないから、線路の近くや、川の近くなどの空き地に、
無断で仮の住まいをたてざるを得ない。
そのような場所がやがて「スラム」と化す。



以前のエチオピアは、全ての人が貧しかった。
そのため、皆が助け合ってきた。
ここ数年、物価の上昇も著しく、貧富の差も広がってきた。
差が広がりすぎて、富める者が貧しきものの気持ちを理解できなくなると、
中国のように、「都市の癌は排除せよ!」となるのだろう。

エチオピアは、今後、どのような道を歩むのだろうか。
気になるところである。

※写真は、「理科実験ショー」を、「HIVコミュニティーの集会所」でやった時のもの。

エチオピアに来てよかったこと(12月29日)★

日ごろ、エチオピアの自然環境、ヒト・文化については
あまり歓迎しない内容を述べることも多いので
「これは、日本にはない長所である!!」と言う内容をいくつか挙げてみたい。


1)花粉症に悩まされない。

私は、日本にいるときには、春先は「スギ花粉」。
秋は「セイタカアワダチソウの花粉」が原因で、
1年のうち約半分は、くしゃみと鼻水、目のかゆみに悩まされてきました。

それが、エチオピアに来て、ぴったり止まり、
めちゃめちゃ驚きです。
感激です。
重度の花粉症の方には、非常にお勧めの国です。



2)「やせている」と言われない。

日本では、半そでの服を着る度に
「ちょっとやせ過ぎなんじゃない?」
「○○君、こんなに痩せてたっけ?」
「大丈夫? ご飯ちゃんと食べてる?」
などという話題に事欠かなかった。

実際のところ、身長は171㎝で、約52キロのため、
確かに痩せている。
しかし、常に人の体形を「あーだ、こーだ。」
言われるのは、うれしいことではない。

しかし、エチオピアに来てからは、エチオピア人からは
一度も「やせている。」と言われたことがない。
エチオピア人にやせている人が多いからなのだと思われるが
その点は、非常にうれしいことである。



3)「仕事熱心だ。」と言われる。

朝は、毎日定刻に出かけ、
まずはカフェ(食堂)でe-mailのチェック。
その後、理科実験室で、サイエンスクラブの準備やら
理科の先生の授業補助やら、理科の本(英語)を読んで過ごす。

昼食を同僚とカフェでとった後、
子供たちと卓球をしたり
計算教室につきあったりもする。
午後は、のんびり、実験道具の改良をすることが多い。

たまに、実験室に来る同僚からは
「朝から、ずっと実験室にこもって、何かやっている。」
「日本人は仕事熱心だ。」
と言うことになっている。

教員にとって、学校は仕事をしに来る場所なのだが、
授業の空き時間がリラックスタイムの
エチオピア人にとっては、少々異なるようだ。
最近は、スタッフルームで、先生方とおしゃべりしたり、
テレビを見たりすることも増えたが、
彼らにとっては、「日本人はスゴイ!」らしい。

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